こんにちは
ようやく春らしくなってきましたね。
長崎も桜の開花宣言が発表され、これから春本番!といった感じです。
春になるとお引越しなど新生活を始められる方もいらっしゃいますし、お部屋の模様替えを考えられる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は人気の模様である「ヘリンボーン模様」についてのブログです。
ヘリンボーン

「ヘリンボーン」とは魚の「ニシン(herring)」の「骨(bone)」に似た模様が特徴のデザインのことで、その歴史は古く、最初に使用されたのはおそらく紀元前3000年頃の古代エジプトです。
古代エジプトでは、ヘリンボーン模様が石材や土器に施されていたと言われています。
その後、ローマ時代には建築のフロアデザインにも取り入れられ、ヨーロッパ全体に広がりました。
ファッションやインテリアにおいて、ヘリンボーン模様が一般的に使われるようになったのは、19世紀後半から20世紀初頭のことです。
この時期に特に、上流階級の人々の間で流行しました。
現代の日本の建築資材であるフローリングやタイル、壁紙にも多く採用されていてクラシックな雰囲気からモダンなインテリアまで幅広くマッチします。
マイハウスでも、特に水回りによく採用しています。
それではここで、いくつか施工例をご紹介致しますね
1 施工例
こちらは北欧スタイル。
ウィリアムモリスのレモンの壁紙とも好相性ですね。

こちらも同じ床材を使用しています。
ツートーンの壁紙の華やかさにも負けない、それでもさりげない存在感です。

こちらは壁への施工例です。
お馴染みのタイルもヘリンボーンを採用することでちょっぴり個性的になれます。

いかがでしたか?
ヘリンボーン模様はシンプルでありながらも個性的な存在感を放つ万能模様なのです。
最近では家具やカーテンにもヘリンボーン模様のものがありますので、壁紙や床を貼り変えなくても気軽にインテリアに取り入れられそうです。
そして、冒頭でお伝えした通りヘリンボーン模様の歴史はとても古いので、実はあなたの身の回りでも見つけることができるかもしれません。
いろんな場所にある「ヘリンボーン」
身の回り……ではありませんが、かの有名なルーブル美術館の「モナリザ」の絵の前の床はヘリンボーン模様です

こちらは身の回りです(^^)
長崎市のとあるバス停前の石垣はヘリンボーン模様でした。

ヘリンボーン模様で石組みをするとずれにくく、荷重が均等に分散されるためひび割れや沈下が起こりにくい構造となるそうです。
あなたの近所の石垣もチェックしてみてくださいね!
歴史ある建物から身近な場所、そしてインテリアまで様々なヘリンボーンを探してみてくださいね。
そしてぜひ、あなたのインテリアにもヘリンボーン模様を取り入れてみてください♪