今回は、住宅ローン金利が上がった場合の、返済額を早見表にしました。
2023年の終盤に行われた日銀定例記者会見で、ゼロ金利政策の終了を模索している旨の発言があったことから、2024年にはゼロ金利政策が終わるという見方がされています。
もちろん、政策変更の条件として「賃金アップ」が念頭に置かれていますが、経済界では賃金アップに意欲を燃やしているようなので、賃金アップはなされていくことでしょう。
ゼロ金利政策が終われば、住宅ローン金利の上昇に直結します。生活の面で、支出額が増えるわけです。全国民間銀行は足並みを揃えて、住宅ローン金利を上げると思われますが、いきなり1%から2%などは上げてくることはないと思います。(ちなみに税金優遇処置など発表されると思いますが)
ただ、経済状況(所得アップ状況と物価上昇率と給与UP率のバランス)をみながら、徐々に金利が上がっていくと思われます。
そこで、今回は、0.1%の金利差でどのくらい返済額が変わるのかを表にまとめました。
条件A/借入額3000万円 返済期間40年 元利均等払い
金利 | 返済額 | 0.8%との差額 |
0.8% | 73,053円 | 0円 |
0.9% | 74,446円 | 1,392円 |
1.0% | 75,856円 | 2,803円 |
1.1% | 77,283円 | 4,230円 |
1.2% | 78,726円 | 5,673円 |
金利が上がることはショックですが、正確には、日本経済が上向きになるなら、良いことですね。これに伴い、中小企業や零細企業も給与アップになっていきます。給与アップ率が5%なら、月収30万円の方で31.5万円になるわけですから、生活が困窮することはないはずです。
住宅ローン返済計画について、深堀したい方は、弊社スタッフにご遠慮なくご相談ください。