お家の中で何かを壁に取り付けたいとき、石膏ボードにビス(ネジ)がうまく刺さらなくて困ったこと、ありませんか?
石膏ボードは、軽くて扱いやすいので多くの住宅で使われている内装材ですが、いざDIYで棚やフックをつけようとしたときに「全然ビスが刺さらない!」なんてことが起こりがちです。
そんな時のために、石膏ボードにビスが刺さらない理由と、その解決方法をいくつかご紹介します。
これを読めば、もう壁にビスを打つのが怖くなくなるかも?
石膏ボードにビスが刺さらない理由
まずは、なぜビスがうまく刺さらないのか、その原因を探ってみましょう!
- 原因1:下地が硬いものに当たっている
石膏ボードの裏には、木材や金属のフレーム(下地)が入っていることがあります。この硬い下地にビスがぶつかると、ビスが進まず止まってしまうんです。 - 原因2:ビスの種類が合っていない
石膏ボードには石膏ボード用のビスを使わないと、うまく刺さらないことが多いです。普通の木ネジや金属用ビスだと、石膏ボードに適していない形状なので、途中で空回りしてしまったりします。 - 原因3:ビスの長さが足りない
短いビスを使うと、石膏ボードを貫通しても、その裏の下地に届かず、しっかり固定できないことがあります。これだと、取り付けたものがすぐに外れてしまうかも…。 - 原因4:下地の位置を把握していない
ビスを打ち込む位置に下地がないと、空振りしてビスがしっかりと固定されません。下地を探さずに適当に打ってしまうと、こんな失敗をしやすいです。
ビスが刺さらない時の対処法
さあ、ここからは具体的な対処方法です!
これらの方法を試してみれば、きっと問題が解決しますよ。
- 下地の位置をしっかり探す
まずは、ビスを打ち込む前に「下地探しセンサー」などを使って、石膏ボードの裏にある木材や金属フレームの位置を確認しましょう。下地にビスを打ち込むことで、石膏ボードだけではなく、壁全体にしっかり固定されるので安心です。 - アンカーを使ってみる
「どうしても下地がない場所に取り付けたい…」という場合には、「石膏ボード用アンカー」が便利です。アンカーはビスを差し込むと内部で広がり、しっかりと固定される仕組みになっています。特に重たいものを取り付ける場合におすすめです。 - 専用のビスを使う
石膏ボード専用のビスを使うと、ビスがスムーズに刺さり、外れにくくなります。専用ビスは、石膏ボードの厚みや硬さに合わせて作られているので、初めてでも簡単に取り付けることができます。 - 適切なビスの長さを選ぶ
石膏ボードとその裏の下地にしっかり届くように、ビスの長さも選びましょう。石膏ボードの厚みは通常12.5mmくらいなので、下地に届くためには少なくとも30mm以上の長さのビスが必要です。 - 下穴を開けてみる
ビスがどうしても刺さらない時には、ドリルで下穴を開けてからビスを打つという方法もあります。特に硬い下地にビスを打ち込む場合には、下穴を開けると作業がスムーズに進みます。 - 適切な工具を使う
手動のドライバーだと力が足りず、石膏ボードにビスが刺さらないことがあります。
そんな時はインパクトドライバーや電動ドリルを使うのが一番!
電動工具を使えば、ビスがしっかりとねじ込まれて固定されるので安心です。
まとめ
石膏ボードにビスが刺さらない問題は、少しの知識と工夫で解決できるんです!
最も重要なのは、事前に下地の位置を確認し、石膏ボードに適したビスやアンカーを使うこと。
これだけで、壁に何かを取り付ける作業がぐっと楽になりますよ。
DIYに挑戦するのも楽しくなること間違いなしです!
ご参考になるリンク先のご紹介
- 壁にネジを打ち込む方法 ~ボードアンカーの使い方~ | VOLTECHNO(ボルテクノ)
- 石膏ボードアンカーとは?使い方まとめ | 愛知/名古屋の電動工具・中古工具の買取販売専門店【エコツール】